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白米ラヴァーズに捧げる「ごはんのおとも」

白米が好きである。赤飯もチャーハンも炊き込みご飯もピラフもオムライスも好きだが、やっぱり一番は何も味付けしていない、真っ白な炊き立てのご飯。これに“おとも”があればいうことはない。

 

たまごの黄身のしょうゆ漬け、しそみそ、なすの浅漬け、セロリのじゃこ炒め、とりそぼろ…。どれも白米がすすみそうな「ごはんのおとも」に、独身男性、女子大生、おばあちゃん、おじいちゃんなどのショートストーリーが絡む、ほっこりとした漫画「ごはんのおとも」(たな著)が、なかなか良かった。レシピも掲載されているので、つくってみたくなる。

 

ここから先は、僕の白米にまつわる実話。

 

我が家では僕は白米派、妻はパン派である。結婚して間もないころ、妻が毎日、シチュー、サラダ、パンにしたことがあった。おいしいのだが、僕は白米が恋しくてどうしようもなくなり、寝る前に妻に「ねぇ、お願いがあるんだけど」と言った。その時の僕の顔が神妙だったので、妻は「何よ、あらたまって」と身構えた。

 

僕が「明日の夕飯、白米にしてくれる?」と言うと、妻は「何か大切なことを言うと思ったら、そんなくだらないこと?!」と少しキレ気味に言った。僕はその言い方にかちんとし、「何がくだらないだ。僕にとっては大切なことだ」と言い返した。妻は「何、その言い方、あきれた!」と言い、そっぽを向いてふとんにくるまって寝てしまった。

 

翌日、妻より先に帰宅し、「昨日は言い過ぎた、すまない」と謝ろうと思っていた。妻が帰ってくると、手にはスーパーのレジ袋。「今日は白いごはんと、白菜の漬物と、ネギと豆腐の味噌汁ね」と言い、夕飯の支度を始めた。

 

この時はこれで一件落着だったのだが、以後、我が家の食卓では白米とパンの攻防が繰り広げられるようになっている。このブログを読んだ白米ラヴァーズの方、ぜひ応援を。

 

 

ごはんのおとも

ごはんのおとも