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メロウな音の桃源郷に行く方法は聴くしかない

柔らかな叙情と透明感あふれる優美なメロディー、瑞々しいオーシャン感覚とアトモスフェリックな麗しいサウンドスケープ。ジャジー&オーガニックなビートダウン・ハウスから、メロウ・ドリーミンなチルアウト・バレアリカ、ダビー&フローティンなメランコリック・アンビエントまで、波の音や鳥のさえずりもピースフルな心地よいヴァイブに満ちた極上の音の流れに身を委ねる82分17秒。


サバービアの橋本徹氏選曲の新しいコンピレーション「Good Mellows for Seaside Weekend 」の紹介文である。相変わらず何のこっちゃのカタカナ形容詞だらけだが、以前のブログにも書いたが、サバービアのコンピレーションCDは百聞は一聴にしかず、聴かないとわからない。で、聴いてみると、まぁ確かにそんな感じと思えてくる。


今回収録されている曲は大まかにいうとチルアウト/ハウスと呼ばれるジャンル。踊るというより、聴いてて心地よいゆったりとしたもの。海外だとジョー・クラウゼル、ホセ・パディーヤなどが代表的なアーティストである。厄介なのが、この辺の音は12インチ・レコードでしかリリースされないものが多く、しかもプレス数があまり多くないので、買い逃すと入手困難になる。昔のようにレコード屋に通わなくなったし、そもそもこの辺のレコードを売っていた渋谷のDMRもCISCOもない。なので、こういうコンピレーションは重宝する。


この「Good Mellows for Seaside Weekend」はミックスされておらず、一曲が完全収録されている。やはり橋本徹氏は曲そのものが好きな選曲家なのだと思う。クラブでDJプレイしているのを見たことがあるが、使えるメロディー、ビートをつなぎ、ミックスするのではなく、一曲一曲最初から最後までかけていた。フロアをアゲるのなら途切れなくミックスすることが必要になるが、今回のようなチルなコンピレーションの場合はゆったり聴かせる方がいいので、橋本徹氏のような選曲スタイルが合っていると思う。


ちなみにこのCD、橋本徹氏が関わるカフェ・アプレミディアプレミディ・セレソン / V.A.『Good Mellows For Seaside Weekend』で買うと、今なら氏選曲のCD-Rが3枚も付いてくるのでおすすめ。くどいようだが、僕は関係者ではない。


Good Mellows For Seaside Weekend

Good Mellows For Seaside Weekend