明日に向かって捨てろ‼
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— Fashionsnap.com (@fashionsnap) 2015, 8月 31
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風街レジェンド2015 8/22 東京国際フォーラム
『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』を読んで、『ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?の呪い』もあるか考えてみた。
1985年3月にリリースされた「ウィ・アー・ザ・ワールド」をご存知だろうか? アフリカの飢餓と貧困の救済のために当時人気のあったアメリカのアーティスト45名が集結したU.S.A.・フォー・アフリカによるチャリティーソングで、作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作し、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当(今で言えばファレル・ウィリアムスとカニエ・ウェストが共作し、ジェイ・Zがプロデュースするようなもの)。豪華な顔ぶれもあってアメリカ国内だけで400万枚のセールスがあったという。シングルの他にアルバム、ビデオも製作され、6300万ドルの収益が寄付された。
12月8日と8月15日の日記をまとめた老人、戦争博物館を訪ねた若者、「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!」が好きな僕。利己的個人主義は誰?
文筆家たちもまた、真の情報から遠くにあり、一般国民の一人にすぎなかった。不安感、緊張感、鬱陶しさからぬけでたようなすっきりした気持ち、さらには驕れる大国米英にあえて挑戦したという気の遠くなるような痛快感。それらが混ざりあった気持を味わいつつ、書き残していたに違いない。おもむろに日本人すべてが高揚した気分に導かれはじめていったのは事実である。
バカもん、なにをアホなことを考えているのだ。日本人の男を全員カリフォルニアに運んでいくのに、いったいどれだけの船がいると思っているのかッ。日本中の女性を全員アメリカ人の妾にしたら、アメリカの女たちはどうするんだ、黙っていると思うか。馬鹿野郎。
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1991年2月のネオアコ界のカリスマ(?)の来日公演レビュー、または青春は一度だけ。
ツイッターのフォロワーさんのツイートで、イギリスのネオアコ・バンド、The Hit Paradeの来日公演に行ったことがあるというのを見かけ、懐かしいと思い、
ひょっとして、エドウィン・コリンズ@川崎クラブ・チッタでのオープニングアクトでしょうか? ブリッジも出演しましたよね。フリッパーズのお二人がエドウィンのアンコールの“Falling and Laghing”で激しく体を揺らしていたのを見かけた覚えがあります。
今日は、全国ネオアコ大集会の日ーー誰がなんと言おうとそうなのだ。ネオアコ界のカリスマ、あの元Orange Juiceのエドウィン・コリンズがこのクラブチッタ川崎でライブをやるのだ。しかも、ゲストにTHE BRIDGEとThe Hit Paradeを迎えるという超豪華な取り合わせで、だ。
THE BRIDGEのメンバーはカチコチに緊張していたみたい。5曲ほどの短いステージだったけど、“He, She&I ”のベース・ラインのカッコ良さがアルバムで聴いた時よりもはっきりと伝わってきて、あらためていい曲だなぁと思った。
二番手のThe Hit Paradeは文句なしのポップなライブを見せてくれた。3分のポップ・ソングを立て続けに演奏する彼らのステージはすごくシンプルだし、3人だから音もスカスカだし、おまけに彼らはみんなお世辞にもうまいと言えないぐらい下手っぴだ。でも、楽しそうに演奏をしている彼らを見ていると「まぁ、それもご愛敬」っていう感じ。(中略)。とにかく思わず口ずさみたくなるようなポップソングが目白押しの、本当に楽しくてハッピーなステージだった。
後にいた人も前につめかけ、彼がステージに現れると歓声が渦のように巻き起こる。「カッコいい!」なんて言う人もいる。黒のリッケンバッカーを弾きまくり、歌いまくり、アクションを決める彼の姿は、確かにエルヴィス・プレスリーみたいにカッコ良かった(中略)。何処から見ても非の打ち所のない、完璧なロックンロール・ショーだった。
…だけど、僕はすごく複雑な気持ちだった。確かにエドウィンはすごくカッコ良かった。でも、それは僕が見たかったエドウィンじゃなかった。Orange Juice解散後、彼が発表した2枚のアルバムはアメリカよりのロックンロールだった。それも、どちらかというと1960年代のアメリカのフォークロックに近いものだった。別に、僕はフォークロックが嫌いというわけでもないし、彼のソロアルバムもちゃんと持っている。でも、僕が彼に期待しているのはエルヴィスじゃなくて、ネオアコなんだ。
僕はネオアコが大好きだ。たとえ、ロックをダメにした音楽であっても、何の衝動性も発展性もなくても、人に言うのがちょっと恥ずかしい世界であっても、だ。僕は最近、すごく「モラトリアム」にこだわっていた。僕は「モラトリアム」というものを別に悪く考えていなかったし、むしろモラトリアムだからこそ生まれるものもあると肯定的にとらえていた。でも、この日歌われた“Ghost Of A Chance ”を聴いて僕の心は揺らいだ。エドウィンはこの歌の中で「新しい歌を探しているんだ いつまでも昔にとらわれたくないんだ 誰にだってチャンスが必要なんだ」といった感じのことを歌っている。何か、身につまされるような気がした。
当時、雑誌ロッキングオンで「フニャモラー」という言葉が流行っていた。ネオアコやマンチェなどの青臭さのある音楽をやるイギリスのアーティスト、それを聴く男を「フニャフニャしたモラトリアム(簡単に言えば軟弱者)」と揶揄する言葉で、自虐の意味にも使われていた。
もちろん、僕だっていつまでもフニャモラーじゃいけないことはわかっている。それをネオアコ界のカリスマ的存在のエドウィン・コリンズのライブで感じるとは、僕にとってすごく皮肉なことだった。…悪いけどエドウィン、今日のあなたには“three cheers ”を送る気には僕はなれないよ。
以上、かなり長くなったが、僕の1991年2月13日の思い出である。もちろん、これは個人的なものであり、違う感想を持った人も当時いたはずだ。ただ、Wikipediaなどを見ていると、リアルタイムだった者としては違和感を感じることもあり、幸い今回は大学時代に自分が書いた文章が手元にあったので、書き留めるのもいいと思った。
パソコンもネットもなかったあの頃、僕らは誰かから聞いた話じゃなくて、自分の目で見たライブ、耳で聴いたレコードのことをワープロで原稿を打ち、感熱紙に印刷し、それを縮小コピーし、雑誌などからコピーした写真とともに方眼紙にのり付けして版下をつくり、町の小さな印刷所に印刷・製本を頼んでいた。そんな手作りのアナログなものだって、時代の証言になることもあるはずだ。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。最後に一言、青春は一度だけ。(←今もあの頃とあんまり変わってないか…)
もし無人島でひとりぼっちになるとしたら、何を持っていく?
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